手の動きを読み取るデバイスをつくる【リベンジ】
めっちゃ寒くなってきましたね、マフラーが欲しいです。
今年の5月辺りにあるロボットを作りました。どんなロボットかはさておき、それに付属したものとして「指の折り曲げを読み取るデバイス」をつくったんですね。
これです。
人差し指と中指の第一関節と第二関節の曲がり角度をボリュームで読み込んでいます。
途中経過です。間に合うのか… pic.twitter.com/boftqXbMid
— E-10 (@ntenten_Q) 2017年4月24日
一応動いてるのも載せときます
実は僕にとって始めての個人的な電子工作だったので思い入れがあるんです。
今回はこれをリメイク(?)していきます。
そもそも見た目が悪い!
そもそも前のは見た目がクソですよね。
当時、派遣のアルバイトで使ってた手袋にアクリル板をレジンやグルーガンでがちがちに固めたものなのでビジュアルがひどいんです。世紀末系の映画とかで出てきそうな廃材を利用して作られた小道具ライクな感じです。
今回はもう少しスマートなのを目指します。
作ります
先に言うんですけど今回は(今回も?)途中の写真をあまり撮ってないです。
その代わり作業中の動画は撮ってたのであとで投げます。
低発砲板に溝を彫ります。今回はこの板にスライドボリューム型の可変抵抗を取り付けて作ります。溝は可変抵抗からの線を埋め込み隠すために彫りました、同じ形の板で挟み込み配線を露出しないようにします。
線が集合するところは特別深く溝を作っています。血管みたいですね。
表面です。遅れましたが今回は人差し指、中指、親指の状態を読み取れるようにします。なんだか間抜けな顔みたいでかわEです
手に装着させるために簡単なベルトを作りました。バックルに革の帯でつくった簡単なものですが元の革が丈夫なためしっかりと装着できそうです。
このまま指にかけるためのものも革を加工して作ります。
紙で簡単につくった型紙を元に革を切り出し穴をあけ、端材を細く切り革紐を作ります。
靴紐を締める要領で紐を通しつくりました。紐が指の腹側になるのですが、革紐で作ったというだけあり太めの紐が目立ちいい感じですね。
各指ごとに革の指ぬきをつくり、手の甲の可変抵抗とつなぐためのワイヤとつなげておきます。
R型の圧着端子でワイヤを保持、それを平ネジで革にネジ留めしています。
完成です
おっといきなり訳わからないものが出てきましたね、これは塗装されたボリュームに指のをつけたものです。黒地に薄くメタルカラーを吹き付けると簡単にそれっぽくみえるのでよくするんですがさすがにバリエーション欲しいですよね...勉強します。
構造です。バネの張力で保持されたスライドボリュームを指で引っ張り抵抗値を変動させそれを元に指の状態を読み取る...っと言った感じです。
まとめです
前に作ったもののリメイクとしましたが前回のとの変わったところが何箇所かあります。
- 各関節の検出はできない
- 親指の状態もわかるようになった
一つ目はデメリットのように見えますが結果として捨ててよかったと今の時点では思います。 制御系のマイコンやらをまだ搭載してないので完成とはいえないかもなのですが、関節の状態検出を捨てたことで指先までの複雑な構造が不要になり結果として構造をシンプルにできました。
親指の追加も自分としてはうれしいことで、出力できる単位が一つ増えできることが増えたように思えます。
今回作ったものは、マイコンとつなげて他のデバイスのリモコンのようにして使いたいです。
がんばってこの後動画にまとめます。むずかしい...
つくったものをもう一回ちがう機会に作り直すというのは新鮮で楽しかったです。
それにしても製作のスピードが遅すぎですね...来年はテンポアップを目標にします。
次回はこれに何かをつなげて動いてる様子をお見せできればと思います。読んでくださりありがとうございました。
[ この記事はブログ投稿者の憶測や考えによりつくられています。
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