かっこいいサイバーマスクを作る[前編]
あけましておめでとうございます。
さっそくなのですが、皆さんは「ウォッチドックス2」というゲームの作中のキャラクターのレンチというキャラクターを知っていますか?
レンチ
スクリーンにで目を模したフェイスマスクが特徴のとてもクールなキャラクターです。
彼のフェイスマスクのように顔の一部を隠しデジタル的な方法で表情を出力するってとても魅力的ですよね。中2心をくすぐられます。
欲しくなりました
少しググるとでてきたのはこんな感じの既製品です。
かっこいいね
これを元に適当に絵を描いてみます。
こんなかんじです。
「あみ」と書かれた部分は砲弾型のLEDを実装しLEDマトリクスのような感じで口のシルエットとかを表示させてみるつもりです。
つくります
用意したのはこちら
友人がくれた謎のマスクです。自称元自衛隊系ユーチューバーがつけてそうです。
クリスマスかなんだかの時になんかの理由でなんか知らないんですけどもらいました。その当時は「なんだこいつ完全にじぶんのいらんもん押し付けてるだけやろこの」なんて思いましたが、今回はマスク製作ということで『自分の顔のマネキン』の代わりとして使おうと思います。
思いもよらないところで物には使い道が生まれるものですね。
コピー用紙で適当にマスクを作り型紙を作ったあと、
ライオンボードというコスプレの造形などでよく使われている発泡材で型紙どおりに形をつくりました。
真ん中の切り抜いた部分にLEDを仕込みます。
電飾部分です
要はLED部分です。顔のカーブに沿って実装する必要があります。
ぴったりなパーツを用意しました。
0.3mmのとても薄い厚さのユニバーサル基板です。
その厚さからはさみなどで自由自在に加工することができます...これにLEDを実装、曲げた状態にして使います。
たかがLEDの実装を解説するのもアレなので
ジャーン!できました!
裏面も見せます。
ここで今回の”ちょっとした挑戦”を紹介します。
まず、LEDの点灯方式について解説します。
一つは「ダイナミック点灯方式」これは以前にも何回か記事内で取り扱ってますよね。
この中で詳しく書いています。
ダイナミック点灯方式とは別の方法に「スタティック点灯方式」があります。
これは行と列で指定するダイナミック点灯方式と真反対の方法で、それぞれのLEDを指定するのがスタティック点灯方式です。
例えばダイナミック点灯だと16個のLEDを点灯させるのに4行と4列で8個の制御元が必要ですが、スタティック点灯方式だとLEDに合わせて16個の制御元が必要となります。
それで今回ですが、スタティック点灯方式でいこうとおもいます。理由ですが、前回までダイナミック点灯方式をしていたのですが、もうスケッチを書くのがめんどくさい!
ハード面で難しいといわれているスタティック点灯方式ですが、ソフト面が簡単になるということでこれでいこうと思います。
今回使われているLEDの数は150個余り、使用するシフトレジスタICは19個です。
部品屋さんでありったけ買ってきました。
UEW線で配線し...
ケースに収めました。かっこいい!!!!!!!
これをユニバーサル基板とつないで...
つないで...
つないで...(LEDが150個ということで使用するリード線も大量です)
つなぎました
??????????
なんですかこれ。
タタリ神かな?
いやもう無いですよね。
ソフト面が簡単になるからとスタティック点灯方式に取り組みましたがさすがに限度があったようです。
もはや配線が本体です。さすがにこんなものを顔からぶら下げたくはありません。
LEDの配線からやり直します。
まとめです
ダイナミック点灯方式にした場合39本のリード線で済みます。
確かにスケッチは複雑になりますが配線上のミスも減るでしょう。正直今回出来上がったものを見た時はそのビジュアルに笑ってしまいました。なので良しとします。次回完成させます。
アシタカの腕はスタティック点灯のケーブルだった...?
[ この記事はブログ投稿者の憶測や考えによりつくられています。
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