タトゥーや傷跡を隠す「ファンデーションテープ」誰のためのアイテムなのか
今回は刺青、タトゥーが関係するお話です。
ツイッターのプロモーションツイート(企業が宣伝のためのツイートなどででタイムラインにたまにながれてくるアレです)でこのまえこんなツイートが流れてきました。
タトゥーや傷跡を隠すファンデーションテープ。https://t.co/6Mu0vgvA3o
— 合同会社ログインマイライフ/公式 (@login_mylife) 2017年2月8日
お試しセット800円、送料無料。
全3サイズ。おすすめ。 pic.twitter.com/8mTS2CBzZy
すごいですよね、凝視すれば見えるかな...? 程度の周りの肌との色の違いの違和感はありますけどそれでもきれいに黒いタトゥーを消せているいいアイテムだと思います。
気になったのはこのツイートの内容というよりも返信欄でした。
プロモーションされているツイート内容も興味深かったのですが、それよりも返信されているツイート内容が目に付きました(いわゆる「リプ欄」と言われる場所です)。
隠すなら刺青彫るな
こんな主張を書き込んでいる人が多かったんです。この商品の価値そのものを否定するようなこの意見どうおもいますか?
ファンデーションテープってだれのための商品なのでしょうか
隠すなら刺青彫るな、一見とても的を得た意見のように見えます。そうですよね、消せないとわかっている刺青をそれをわかっていて彫ったのに隠そうとするなんておかしい!!(この意見も僕的にはよくわかんないですけど)
でもかんがえてみてください、「刺青を隠そうとする時」ってどういう時ですか?
刺青彫ってねえからわかんねえって方は「刺青を彫っている人が隠そうとする時ってどんな時だろう」って考えてみてください。
刺青の場所はどこと仮定してもらっても結構です。各自の好きな部位にあるとでも考えてみてください。僕は脚が好きなのでふとももに彫ってあるとして考えて見ます。
僕も考えてみました
- 水着の時
- 温泉に入る時
- 薄着になる時
とりあえず三つ挙げてみました、こんなものでしょうか。
この三つのシチュエーションの共通点として
- 肌が露出する
- 第三者に見られる
ということが挙げられます。
つまり肌を出さない、人に見られないという条件があればタトゥーを隠す必要がないということだと言えると思います。
お風呂で肌を露出しない、これは無理ですよね。タオルで隠すにしても限界があります。海やプールなど水着になるシーンもしかりです。刺青があるからプールにも行くなというのは無理があります。
第三者に見られない、これはもっと困難です。温泉プール海街中、どこにも人の目はたくさんあります。
そもそも...
なぜタトゥーを持っている人は他人の目を気にしなければならないのでしょうか。
簡単です。タトゥーを嫌がる人がいるからです。「嫌がる人のために」隠したり見えないようにしているわけです。
つまりタトゥーを彫っているひとは嫌がる人のための配慮として隠したりするわけですよね。ですがこの配慮、しなきゃいけないものでしょうか。
たしかに刺青とは日本では「ヤクザ」ってイメージもあり良い顔をされない場合がほとんどです。しかし今日ではタトゥー、刺青はオシャレや自己表現の一つとなり一般人が彫っていることもおかしくなくはなっています。
タトゥーを彫っていることによる負い目など感じる必要はもちろんないですし、なんならタトゥーを嫌がる方への配慮なんて必要ありません。
今まで書いてきたことをふまえてのまとめ
ファンデーションテープはだれのためのアイテムなのか
に僕なりに答えようと思います。だれのためのアイテムか、それは「タトゥーをしている人ではなくそれを見、嫌がる人。すなわちタトゥーをしない人のためのアイテム」なのではないでしょうか。おもしろいですよね、タトゥーをしている人をターゲットにした商品であるにもかかわらず、その実それはタトゥーをしない人のためのモノだったっていうのは。
それを考えると元の話題のツイートにきている件のリプライはとても的外れな意見だと言えませんか?
とても読みにくい書き方をしてきたのではないかと読み返して思いますがこれから精進していこうと思います
呼んでくださりありがとうございました。
[ この記事はブログ投稿者の憶測や考えによりつくられています。
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